汚染土壌を除去 ソニー長崎の一部敷地、届け出区域解除

 長崎県は25日、諫早市津久葉町の半導体生産ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング長崎テクノロジーセンターの一部敷地で検出した特定有害物質について、土壌汚染対策法に基づき指定した形質変更時に届け出が必要な区域の指定解除を発表した。
 特定有害物質はフッ素とその化合物。土壌汚染対策法の溶出基準を超過し、2019年10月に422平方メートル(うち100平方メートルは20年5月に解除)、20年8月に291.3平方メートルの区域を指定していた。全ての汚染土壌が適正に掘削、除去されたとして指定を解除した。

© 株式会社長崎新聞社