ナ軍・シュワーバーの勢い止まらず 14試合で13本塁打

【ナショナルズ2-11マーリンズ】@ローンデポ・パーク

「最強のリードオフマン」ことカイル・シュワーバー(ナショナルズ)の勢いが止まらない。先発のジョン・レスターが3回途中7失点でノックアウトされ、チームはマーリンズに2対11で大敗を喫したものの、シュワーバーは4打数3安打1打点と孤軍奮闘。3回表にはライト2階席に飛び込む22号ソロを放ち、一時的にナ・リーグ本塁打ランキングのトップに並んだ。直近14試合で13本塁打という驚異的な量産態勢に突入している。

開幕から4番や5番を打つことが多かったシュワーバーだが、日本時間6月14日以降はリードオフマンに完全固定。その日から昨日までの11試合で打率.372、11本塁打、22打点、出塁率.429、長打率1.140、OPS1.568という驚異的なパフォーマンスを見せていたが、今日も22号ソロを含む3安打を放つ活躍を披露した。1番に固定される前の試合も含めると、直近14試合で13本塁打。なお、「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によると、2001年にバリー・ボンズが14試合で14本塁打を放ったことがあるという。

シュワーバーが活躍した一戦を制したのはマーリンズ。初回にミゲル・ロハスの4号3ランなどで4点を先制し、3回裏に3点を追加してレスターをノックアウト。その後もヘスス・サンチェスのタイムリー二塁打、ギャレット・クーパーの6号2ランなどで追加点を奪い、11安打11得点の猛攻で大勝を収めた。

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