ゲレーロJr.が23号&決勝打 オ軍新人3本塁打も実らず

【ブルージェイズ10-7オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ブルージェイズは3点ビハインドで迎えた9回表に一挙6得点のビッグイニングを作り、オリオールズに10対7で逆転勝利。連敗を5でストップし、借金を1に減らした。一方、前日の試合でブルージェイズを破って8連敗をストップしたオリオールズはリリーフ陣がリードを守れず逆転負け。新人ライアン・マウントキャッスルが3本塁打の大活躍を見せたが、勝利にはつながらなかった。

1回表にマーカス・セミエンの17号ソロとブラディミール・ゲレーロJr.の23号ソロで2点を先制したブルージェイズは、先発の新人アレック・マノアが4本塁打を浴び、4回途中までに5失点。4回裏には2者連続本塁打を浴びた直後にマイケル・フランコへ死球を与え、乱闘騒ぎを引き起こして退場を命じられた。しかし、4点ビハインドの8回表にセミエンの18号ソロで1点を返すと、9回表には打線が爆発して一挙6得点。7対7の同点に追い付いた直後に飛び出したゲレーロJr.の2点タイムリー二塁打が決勝点となった。

オリオールズの新人マウントキャッスルは第1打席でマノアから10号ソロ、第2打席でもマノアから11号2ランを放つと、第3打席ではブルージェイズ2番手のアンソニー・ケイから12号ソロ。オリオールズの新人による1試合3本塁打は2006年のニック・マーケイキスに続いて2人目の快挙となった。第4打席ではシングルヒットを放ち、4打数4安打4打点の活躍。今季12本塁打と40打点は新人リーグ2位、63安打は同2位タイの数字となっている。

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