韓国メディア 過去の日本開催五輪に竹島表記がなかったと主張

竹島表記問題でまた韓国から”クレーム”が…

東京五輪ホームページにおける竹島(韓国名・独島)の表記問題が新たな展開だ。韓国側はあくまで同島が自国領土だとして日本側に表記削除を求めている中、韓国メディア「JTBC」が過去に日本で行われた五輪に着目した。

同メディアは、同島の領有権を主張した上で「1964年に行われた東京五輪の聖火リレーの地図は独島がない。このマップは、国際オリンピック委員会(IOC)にも報告された公式マップであるが、そして今回の東京五輪には、かつて地図になかった独島を描いている」と伝えた。さらに72年札幌、98年長野の両冬季五輪の聖火リレーマップにも同島表記なかったという。つまり今回の東京五輪になって急に日本側が五輪を通じて自国領土であると主張してきたと言いたいようだ。

東京五輪HPにおける竹島(韓国名・独島)の表記問題を巡っては、韓国の一部政治家が東京五輪ボイコットを主張し、世論も高まりを見せていたが、スポーツを管轄する文化体育観光省の黄熙(ファン・ヒ)長官が「東京五輪のボイコットは不可能だ。(政府は)政治とスポーツを分離して判断している」と説明。韓国選手団は予定通り出場の見込みとなっている。

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