巨人の小林が待望の今季初適時打 好転のきっかけとできるか

8回に待望の初安打を放った巨人・小林誠司

待望の一打が飛び出した。巨人の小林誠司捕手(32)が26日のヤクルト戦(神宮)に途中出場し、8回に今季初安打となる左前適時打を放った。

6回の守備から出場した小林は、6点リードの8回二死一、三塁の場面で打席を迎えると、大下の初球・135キロのスライダーをうまく捉え、打球を左翼方向へ。三走・岡本和は悠々生還し、これで待望の今季初打点を記録した。

小林は開幕を一軍で迎えるも、4月7日に登録を抹消。元木ヘッドコーチからは「打撃とかをもう少し上げてこないとスタメンで使えないからね」と指摘されていたが、その後二軍で再調整すると今月2日に再昇格した。

現在、正捕手の大城も打撃好調で、小林もこの一打をきっかけに上昇気流に乗れれば、チームにとってはより強固な捕手陣を築ける。

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