SDGsを知って 串間市が高齢者向け講話

SDGsに関する講話に聞き入る高齢者

 串間市は22日、本城地区の地域住民約20人を対象に、SDGs(持続可能な開発目標)についての講話を行った。市職員が身近な取り組みなどについて説明し、参加者は理解を深めた。
 市はSDGsを推進していることから、主に60歳以上が参加し、市内7カ所で開設している「さわやか学級」で本年度から講話をスタート。本城地区体育館であった22日で全学級を終えた。
 同日は、市職員が身近な取り組みとして、水を大切にしたり、資源を大事に使ったりするほか、節電、フードロスをなくすことなどもSDGsにつながることを説明した。
 参加した同市本城の坂井アヤ子さん(80)は「エコバッグを常に持ち歩くようにしている。SDGsを一度に覚えるのは難しいので、何度かに分けて繰り返し講話を開催してもらえるとありがたい」と話していた。

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