【DDT】竹下幸之介&勝俣瞬馬 「3度目の奇跡」でKO―Dタッグ王座を奪取

岡林にトペ・スイシーダを放つ竹下(右)

DDTのKO―Dタッグ選手権(26日、大阪)は、竹下幸之介(26)、勝俣瞬馬(28)組が王者のHARASHIMA(46)、岡林裕二(38)組を破り、新王者に輝いた。

試合は序盤から岡林の「ピッサリ!」と勝俣の「熱波WER!」が飛び交う展開に。終盤には王者組のパワーボムとブレーンバスターの合体技「裏摩周」が勝俣に決まるも、竹下と勝俣も眉山で盛り返し、HARASHIMAにMADMAX(合体式ブレーンバスター)を放つことに成功。さらに勝俣がファイヤーバードスプラッシュを浴びせ、3カウントを奪った。

5月のタッグリーグ公式戦では勝俣がKO―D無差別級王者の秋山準(51)にフォール勝ちを収め、その勢いで優勝。さらに今回、実力者のHARASHIMAを下してのタイトル奪取を「3度目の奇跡」と評した竹下は「勝俣の努力の成果」と相棒をたたえた。さらに「DDTのタッグ戦線を面白くしていきましょう!」と呼びかける。

また、同ユニットの上野勇希(25)は、MAO(24)だけタイトルがないことを指摘。勝俣を入れたトリオでKO―D6人タッグ王座戦(7月18日、宮城・白石ホワイトキューブ)の挑戦者に名乗り上げた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社