県特産品新作展 あづま屋・長崎ドーナッツなど受賞

知事(左)の感想を聞くあづま屋の古賀社長=長崎市南山手町、ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル

 長崎県特産品新作展の表彰式が17日、長崎市内であり、県知事賞の「長崎ドーナッツ」(諫早市、あづま屋)など受賞商品の出品者に中村法道知事から賞状と盾が贈られた。
 同展は事業者の開発意欲を高めようと1969年から毎年開催。例年受賞商品が決まる3月に表彰式を開いていたが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期した。式には計10点の受賞商品のうち8商品の事業者が出席した。
 知事は「新商品開発の取り組みは、地域の食品製造業や加工業の振興発展につながる。さらなる県産品のブランド化や販路開拓に向け全力を注ぎたい」とあいさつ。その後、各受賞者に商品の感想を話し、開発の経緯などを聞いた。
 長崎ドーナッツを開発したあづま屋の古賀新社長は「ふるさとを思い出すお菓子として手土産などに活用してほしい。今後も地元の産品を使ったお菓子の開発に向け努力する」と話した。

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