元「ＮＥＷＳ」の手越祐也がソロシンガーとしてメジャーデビューすることが発表された。歌の一部分ではあるが、ユーチューブで公開されると、ファンは大喜びだ。最近、ユーチューブの再生回数の低迷がささやかれる中で、起死回生のメジャーデビューとなるか。
昨年６月にジャニーズ事務所を退所してから、ユーチューブを中心に活動してきた手越。ユーチューブの中では音楽面でも積極的に活動を続け、今回のメジャーデビューにつながった。手越を迎え入れたフォーライフミュージックは１９７５年に小室等、吉田拓郎、泉谷しげる、井上陽水によって設立されたフォーライフ・レコードが前身だ。ミュージシャンが立ち上げたレコード会社が前身とあって、伝統的に音楽に対して強いこだわりがある会社ともいわれている。そんな中で手越は７月７日の「シナモン」を皮切りに６作連続でシングルを配信。年末にはアルバムを発売する予定だ。
ジャニーズ在籍時代から音楽面では定評のあった手越。配信第一弾となる「シナモン」がユーチューブで一部が解禁され、ジャニーズ時代と変わらない伸びのある声を聴かせた。ある音楽関係者は「もともとのファンが喜ぶのはもちろんですが、関係者の間でもやっぱり歌が上手いねと評判です」という。
最近ではユーチューブの再生回数も落ち着きを見せてしまっている手越。同関係者は「いまの芸能界の流れではテレビの音楽番組に出るということはなかなか難しいかもしれませんが、いまは音楽もネットの時代です。どこで火が付くのかわからないのが音楽界。火が付けば再生回数も一気に伸びますよ」。存在感を示すことができるか。
