エンゼルス連敗ストップ 大谷25号含む3長打の大暴れ

【エンゼルス6-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

エンゼルスは1点リードの6回裏に2番手マイク・マイヤーズが崔志萬(チェ・ジマン)に3号逆転3ランを浴びたものの、終盤に粘りを見せて6対4で逆転勝ち。今季ワーストタイの5連敗をストップした。勝利の立役者となったのは、ア・リーグ指名打者部門1位でオールスター・ゲームのファン投票ファイナリストとなった大谷翔平。9回表にダメ押しの25号ソロを放つなど、4打数3安打3打点1四球1盗塁の大活躍だった。

エンゼルスは4回表先頭の大谷が四球と盗塁でチャンスを作り、二死後にフィル・ゴスリンのタイムリーで先制。5回裏にブランドン・ラウの15号ソロで同点に追い付かれたが、6回表先頭のデービッド・フレッチャーがセンター前ヒットで出塁し、大谷がライトへのタイムリー二塁打を放って勝ち越しに成功した。

チェの一発で逆転された直後の7回表には、二塁打で出塁したテイラー・ウォードがフアン・ラガレスのタイムリー二塁打で生還して1点差。さらに二死2塁から大谷がライトへのタイムリー三塁打を放ち、4対4の同点に追い付いた。

8回表先頭のゴスリンが2号ソロを放って勝ち越したエンゼルスは、8回裏途中からクローザーのライセル・イグレシアスを投入して勝利への執念を見せ、9回表には大谷がダメ押しの25号ソロ。9回裏をイグレシアスが三者凡退に抑え、6対4で逆転勝利を収めた。

大谷は第1打席こそ空振り三振に倒れたものの、その後は四球、二塁打、三塁打、本塁打の大活躍。今季の打率は.277、OPSは1.031へ上昇した。

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