ダルビッシュが8勝目を逃すも好投 パドレスは逆転勝利

【ダイヤモンドバックス4-5パドレス】@ペトコ・パーク

パドレスは先発のダルビッシュ有が6回93球を投げて被安打6、奪三振7、与四球1、失点1の好投を見せ、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、2番手ティム・ヒルが3失点(自責点1)。しかし、ヒルが3点を失った直後の7回裏に3連続タイムリーで3点を奪い、5対4で逆転勝利を収めた。この結果、パドレスはホームでの10試合を9勝1敗で終了。好投したダルビッシュは惜しくも8勝目を逃したが、今季の防御率は2.44に向上した。

初回にトミー・ファムの8号先頭打者アーチとジェイク・クロネンワースのタイムリーで2点を先制したパドレスは、ダルビッシュが1回表に3者三振を奪うなど、3回まで1安打無失点に抑える上々の立ち上がりを披露。ダルビッシュは4回表に一死1・3塁のピンチを招き、暴投により1点を失ったが、再び一死1・3塁となったあとにジョシュ・レディックを併殺打に仕留めてピンチを脱し、続く2イニングは走者を出しながらも無失点に抑えた。

ところが、2番手ヒルが7回表に無死満塁のピンチを招き、フェルナンド・タティスJr.の悪送球などにより3失点。ダルビッシュの白星は消滅した。しかし、パドレスは勝利を諦めることなく7回裏に無死1・3塁のチャンスを作り、トレント・グリシャム、クロネンワース、タティスJr.と3本のタイムリーが飛び出して逆転に成功。7回表に今季17個目のエラーを喫したタティスJr.が放ったタイムリー二塁打がチームに勝利をもたらす決勝打となった。

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