ヤンキースが今季3度目のトリプルプレー完成で逃げ切り

【アスレチックス1-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは1点リードで迎えた9回表に今季3度目のトリプルプレーを完成させ、アスレチックスに2対1で勝利。本拠地での3連戦を2勝1敗で勝ち越した。守護神アロルディス・チャップマンの制球が安定せず、2者連続四球で無死1・2塁となったが、ショーン・マーフィーの打球がサード正面のゴロとなり、5-4-3のトリプルプレーが完成。なお、1シーズンに3度のトリプルプレーを完成させるのはメジャータイ記録となっている。

アスレチックスがショーン・マネイア、ヤンキースがジョーダン・モンゴメリーの先発で始まった一戦は、両軍投手陣の好投により1点を争う好ゲームとなり、アスレチックスは1回表にマット・オルソンの20号ソロで先制。ヤンキースは2番手ジョナサン・ロアイシガが一死1・2塁のピンチを切り抜けた直後の6回裏にゲーリー・サンチェスの2点タイムリー二塁打で逆転に成功した。

試合はヤンキースが1点リードのまま9回表を迎え、アスレチックスはジェッド・ラウリーとトニー・ケンプがヤンキースの守護神チャップマンから連続四球を選んで無死1・2塁のチャンス。ここでマーフィーの打球は三塁ジオ・ウルシェラの正面に飛ぶゴロとなり、ウルシェラが三塁ベースを踏んだあと、二塁DJ・レメイヒュー、一塁クリス・ギテンスとボールが転送され、トリプルプレー完成で一気に試合終了となった。

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