沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」この先蒸し暑く

 沖縄は向こう3日程度、気温の低い日が多い見込み。その後は次第に夏の高気圧に覆われて晴天が多くなり、7月4日(日)ごろからの約5日間は気温がかなり高くなる可能性がある。
 また、奄美は、向こう1週間は平年並か低い予想だが、7月6日(火)頃からの約5日間はかなり高くなる可能性があるとして、沖縄気象台と鹿児島地方気象台は、それぞれ「高温に関する早期天候情報」を発表した。  農作物の管理、また、熱中症の危険性が高まりまることから、屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保するなど事前の熱中症対策を進め、健康管理等に注意するよう呼びかけている。

【参考】梅雨明けの平年日
 沖縄   6月21日ごろ
 奄美   6月29日ごろ

 なお、1週間以内に高温が予測される場合には「高温に関する気象情報」を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には「熱中症警戒アラート」が発表される。積極的に熱中症予防をするよう心掛けたい。

早期天候情報とは

28日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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