吉兆なのか凶兆なのか――。スペイン1部レアル・マドリードを退団したDFセルヒオラモス(35)はフランス1部パリ・サンジェルマン入りを有力視されている中、それを裏付ける行動が報じられた。
フランスメディア「フットメルカート」によると、2005年のRマドリード加入後、4度の欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献したセンターバックは、パリSGの選手とコンタクト取った上で、パリで新居を探しているという。報道が真実であれば、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやイタリア1部ローマなども獲得に動き出していたが、やはりパリ行きということになりそうだ。パリSGにとって経験豊富なベテランDFが加入すれば、悲願のCL初制覇の可能性も膨らむ。
その一方で同メディアは不吉な予兆でもあるとも指摘。2018年にオランダ代表MFフレンキー・デヨング(24)と同DFマタイス・デリフト(21)がパリSGと交渉を進めているときにフランスの首都を訪れたが、デヨングがスペイン1部バルセロナ、デリフトがイタリア1部ユベントスに入団。ラモスの場合も正式合意までは慎重に推移を見守る必要があるとした。