神奈川聖火、相模原で2日目始まる 無観客でトーチキス

 東京五輪の聖火リレーは29日午後、神奈川で2日目の点火セレモニーが橋本公園(相模原市緑区)で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公道開催が中止となり、前日に続き代替措置として無観客で実施。ランナーが「トーチキス」で聖火をつなぐ。

 トーチを握るのは三浦、横須賀、鎌倉、海老名、厚木、相模原の6市を走る予定だった約70人。ランナーはステージ上で、自身のトーチにともした聖火を次のランナーのトーチに受け渡すトーチキスを繰り返し、最後は聖火皿に点火する。

 30日は横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)で行われ、神奈川での3日間の日程を終えて、聖火を千葉へ引き継ぐ。県内の聖火リレーは15市町の23区間を計290人が走る予定だった。

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