阪神がノムさん追悼試合に球団オリジナルの「野村ノート」を配布

野村克也氏追悼試合で来場者に配られた「野村ノート」

来場者全員に球団オリジナルの「野村ノート」配布――。阪神は29日のヤクルト戦(甲子園)を、昨年2月11日に亡くなった元監督・野村克也氏(享年84)の追悼試合として開催。観戦記念として来場者全員に配布した。

B4版のノートには阪神の監督して指揮を揮っていた在りし日の写真のほか、在籍時代の故人の「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上」「念ずれば花開く」などの故人の名言・語録などが紹介されている。

また、去る3月28日(日)に、ヤクルト主催の氏の追悼試合として行った際、着用した追悼試合用特別ユニホームでチャリティオークション行い、その収益金が総額563万1073円になったことを発表。経費を除いた収益金は遺族の意向に従い、故人の出身地である京都府京丹後市網野町の少年野球チームや、同市のこども園・保育所、小学校、中学校・高校の野球部への野球道具の寄贈に活用していくという。

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