【J1】C大阪の21歳・瀬古歩夢 大阪観光大使に就任「元気な大阪を世界中に発信していきたい」

大役を任されたDF瀬古歩夢

J1・C大阪のDF瀬古歩夢(21)が大阪観光大使に就任した。C大阪と大阪観光局が29日、発表した。

大阪観光大使には、スポーツ界からプロ野球・オリックスのT―岡田(33)やボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(27=ワタナベ)らが就任。サッカーでは柿谷曜一朗(31)が就任していたが、名古屋グランパスに移籍したため、空白になっていた〝セレッソ枠〟に瀬古の就任が決まった。

瀬古はビデオメッセージを寄せ、「大阪で生まれ育って21年、セレッソではアンダー12からなので、その半分以上をやってきた。サッカーでいろんな国に行かせてもらいましたが、帰ってきて一番なのは大阪。コロナの影響で世界中が元気がないですが、サッカーを頑張ってセレッソから元気な大阪を世界中に発信していきたい」と意気込んだ。

セレッソには元日本代表の大久保嘉人や清武弘嗣らも所属しているが、同局関係者は瀬古を起用した理由について「大阪出身というのが大きい」と説明。同局の溝畑宏理事長も「瀬古選手は下部組織からトップチームに昇格した生粋のセレッソ大阪の選手。各世代の代表にもなっている。世界のいろんなところを遠征している彼に大阪の魅力を語ってもらいたい。日本のA代表にも君臨できる選手なので、活躍とともに大阪の発信も期待したい」と語った。

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