ソフトバンク・千賀が一軍復帰へ 倉野コーチ「十分、戦力になると評価している」

三軍戦で99球を投じたソフトバンク・千賀

ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が、29日の大分B―リングスとの三軍戦(タマスタ筑後)に先発登板。5回1/3を投げて4安打1失点(自責0)。復帰後最多の99球を投げた。

この日の登板が一軍復帰への最終テストで、工藤監督も「彼が問題ないとなれば、こちらはGOです」と明言していた。

千賀は「ひとまず二軍でのリハビリ工程という一軍復帰までのプランは順調に来ることができた。あとはしっかり準備して一軍に呼ばれるのを待つだけかなと思う」と話した。問題がなければ、7月6日からのロッテ戦(ZOZOマリン)での先発復帰が濃厚だ。

倉野ファーム投手統括コーチも「もちろんアドレナリンも出る。それも踏まえて考えると僕は一軍で投げられる戦力になれる評価はしています。今日のパフォーマンスで一軍と対戦していたら打たれているが、それより上がるのはこれまでの千賀を見ても分かりきっている。来週、一軍でとなったら十分、戦力になると評価しています」と太鼓判を押した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社