諫早市、19~24歳にワクチン接種券 若年層対策で先行発送

 長崎県諫早市は29日、新型コロナウイルスワクチンの接種券を19~24歳に発送した。55歳以上への発送が完了したことから、感染率が高い若年層への対策として、54歳未満の他の年代に先行させた。
 市は独自の施策として、職場でのクラスター(感染者集団)発生が懸念される保育士や教職員、訪問介護スタッフに優先して発送。一方で、64歳以下については接種状況・予約の空き状況を踏まえ、年齢を区切って段階的に送っている。
 これまで確認された同市の感染者は192人(22日公表時点)。年代非公表を含めた全体の中でも20代は感染率が23%と最も高く、先行して発送することにした。

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