イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)が〝条件付き〟で残留する可能性はあると、スペインメディア「ドン・バロン」が伝えている。
イタリア1部で得点王に輝いたC・ロナウドは、再び欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇を実現するため、移籍を検討していると各メディアで報じられている。すでにフランス1部パリ・サンジェルマンやイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、さらにスペイン1部バルセロナが獲得に興味を示している。
新シーズンに向けて強豪クラブへの移籍が確実視されているが、同メディアは「ポルトガルのスターはユベントスにとどまる可能性があるようだ」と報じながらも「C・ロナウドがユベントスに滞在するため、要求する選手はアントワヌ・グリーズマンだ」と、バルセロナ所属のフランス代表ストライカーの獲得が条件にしているという。
ただ、ユベントスは深刻な経営難に陥っており、1億ユーロ(約131億円)とされるグリーズマンの移籍金を捻出するのは難しい。もともと3000万ユーロ(約39億3000万円)と高年俸のC・ロナウドについても資金難から退団を認める方針と各メディアで伝えられるだけに、さらなるビッグネーム獲得は困難とみられている。
地元メディアによると、近日中にC・ロナウドの去就について代理人のホルヘ・メンデス氏がユベントス側と会談すると報じており、今後の動向が注目されている。