【東京五輪】蓮舫氏 無観客主張の都民ファを批判「小池知事に提案するべきだった」「仕事をしてこなかった証し」

斉藤候補の応援を行った蓮舫氏(左)

立憲民主党代表代行の蓮舫氏(53)が1日、都議選大田区選挙区(定数7)から出馬した〝筆談ホステス〟斉藤りえ氏(37)の応援を行った。

蓮舫氏は都議選で「優先すべきは命、暮らし、生活を守ること。東京五輪は中止、見直すべき」と繰り返し訴えている。

自民党、公明党が有権者の関心が高い東京五輪・パラリンピック開催をめぐる問題に対し「選挙公約で触れていないのはおかしい」と激怒した。

「東京都の専門家は7月末に1日の感染者は2000人にもなるという分析もありました。自公は選挙公約にオリパラが入っていません。逃げています」

小池百合子知事(68)が〝生みの親〟と自負する都民ファーストの会は、五輪の無観客開催を主張している。

蓮舫氏は都民ファが五輪の無観客開催を公約にしたことに「都議会で五輪開催をめぐる問題を小池氏に提案するべきだった」としてこうかみついた。

「都民ファは都議会第一党です。党首は小池知事です。与党が提案して知事がうなずけば数の力で(中止が)通ったでしょう。それをやらないで選挙公約で無観客、自分たちが仕事をしてこなかった証しだと私は正直いわざるを得ません」

蓮舫氏の訴えに有権者はどうジャッジを下すのか。

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