完璧! 巨人・坂本がクールに13年連続2桁本塁打「いいスイングができました」

5回、本塁打を放ちナインに迎えられる坂本

巨人・坂本勇人内野手(32)が1日の広島戦(東京ドーム)で、13年連続2桁本塁打となる10号ソロを放った。

クールに決めた。3回までの4点差をひっくり返し、8―4となった5回。この回先頭の坂本はカープ3番手・高橋樹がカウント2―2から投じたスライダーが真ん中付近に入ってきたところを見逃さず、左中間スタンドに放り込んだ。手応えは十分だったようで、打球の行方を横目で見届けるとゆっくりとダイヤモンドを一周。ベンチに戻ってきた坂本は大きく表情を変えることなく、ナインの祝福を受け入れた。

坂本は2009年に18本塁打をマークして以来、毎年10発以上を記録し続け、19年には自身初の40発の大台にも乗せた。「追い込まれていましたが、いいスイングができました」。チームはこの回、さらに1点を追加して10―4となり、背番号6は6回の守備からベンチに退いた。

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