森保ジャパンが警戒する中国帰化軍団だが、中国ファンの支持率は高くないようだ。2022年カタールW杯アジア最終予選の組み合わせが1日、決定。日本はB組に入り、オーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと対戦することになった。
森保一監督(52)は、6月の時点でブラジル出身のFWエウケソン(31)ら5人の帰化選手を擁した中国を警戒した。その中国でも組み合わせは話題に。サッカー解説者の徐陽氏は日本から勝ち点1を取れると予想。「日本には海外でプレーする選手がたくさんいるが、われわれには武磊(29=エスパニョール)一人しかいない。それでも戦いの場だ。自分たちがやってきたことを見せる時。一体、誰が(欧州選手権で)スイスがフランスに勝つと思ったか」と日本との差を認めつつ、勝ち点を奪えると話した。
これに対し、ネット上では「その自信はどこから来るのか」「酒でも飲んだか」と冷めた反応。また、帰化選手の多さも支持されておらず、組み合わせ発表後には「急いでもっと帰化選手を探せ」「11人全員帰化選手にすればいい」と皮肉の言葉が並んだ。
近年、金にものを言わせながら、実力が伴わない中国サッカー界への冷たい視線が背景にあるが、帰化軍団が活躍すれば一気に国中がサポートに回る可能性が大。やはり警戒すべき相手と言えそうだ。