安定感抜群だった右腕がまさかの背信投球だ。
中日・柳裕也投手(27)が2日のヤクルト戦(バンテリン)に先発し、今季最短タイとなる4回KO。被安打8、5失点と、いずれも今季ワーストタイで降板した。
立ち上がりから制球がさだまらない。初回に先制点を許すと、4回まで毎回失点を重ね、与田監督はたまらず4回の攻撃で郡司を代打に送った。
前日1日には2019年以来、2年ぶり2度目の球宴出場を決めていたが「リズムの悪いピッチングになってしまいました…」とだけコメントし、肩を落とした。
この試合まで本拠地・バンテリンドームでは6試合に登板し4勝0敗、防御率0・80と相性抜群の成績を誇っていたが、この日は別人のように精彩を欠いた。