大谷 オールスター戦二刀流「できないことはない」 オンライン会見で断言

オールスター戦での二刀流は実現するのか(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルス・大谷翔平投手(26)が2日(日本時間3日)の本拠地アナハイムでのオリオールズ戦前にオンライン会見した。自身初の月間MVPについては「6月の上旬もそこまでホームランも出てないですし、そこまで良い状態ではないって感じだったんですけど、徐々に徐々に上がっていったのが後半だったので、たまたま月の当たりだったのかなという感じではある」と振り返り、「ここからもう一回仕切り直して、シーズンの半分、しっかりと頑張りたいなと思います」と力を込めた

日米メディアの注目はオールスター戦(13日=同14日・デンバー)でのリアル二刀流出場だ。大谷はア・リーグDH部門で選出されたが、投手として登板する場合はDH制が解除される。

米メディアから「オールスター戦での投手起用について(ア・リーグの指揮を執るレイズの)キャッシュ監督と連絡を取る予定は」と聞かれると「今のところないですね。自分から取るということはない」と否定。マドン監督とは取る可能性はあるとした。

日本メディアから「オールスター戦の二刀流起用について、自分の中でできないと思う障害などはあるか」と問われると「できないなということはないですね」と断言するとこう続けた。

「選出がDHでの選出なので、そこで投げることが適切かってことは正直分からないですし、そういう意味で僕から他の監督に何か言うこともないですし、もちろん投げてほしいと言われたら投げる思いますけど、僕から何か言うことはないと思います」

夢の二刀流は真夏の祭典で実現するか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社