北信越高校陸上男子走り高跳び 杉田(上越高3)2メートル03跳び初V インターハイで決勝目指す

 このほど福井市で行われた北信越高校体育大会陸上競技で男子走り高跳びの杉田一真(上越3年)が2メートル03の自己ベストを跳んで初優勝に輝いた。8月1日に同地で行われる北信越インターハイでも活躍を期している。

 北信越大会当日は「調子が良く」、自己ベストを2センチ更新する2メートル03を一発でクリアした。2メートル00で2位に入った杉田大夢(ひろむ、新潟産大附属3年、浦川原中出)と各大会で争っており、「大夢と切磋琢磨(せっさたくま)し、記録を高めることができた」と話す。地区大会と県大会で敗れたライバルに北信越大会で競り勝った。

「最大のパフォーマンスを出せた」と北信越大会優勝を振り返る杉田一真(2日、高田城址公園陸上競技場)

 小学5年から競技を始め、春日中で陸上競技部に入り、本格的に走り高跳びに取り組んだ。以来、毎年自己ベストを更新しているという。中学3年時は北信越大会で1メートル85を跳んで2位となったが、通信大会と県大会で全中参加標準記録を突破できず、全中出場はならなかった。

 高校で全国大会出場を実現した。まずは決勝進出が目標だ。「全国の選手は強いけど、全国大会で結果を出したい。調子でばらつきがあるので、安定した跳躍ができるように」と練習に励んでいる。

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