【東京五輪】落合知也が 3人制バスケ「3x3」の代表内定「金メダルで日本が世界に勝てることを証明したい」

「3x3」五輪代表に内定した落合知也

3人制バスケットボールの落合知也(34)が、東京五輪で3人制バスケットボール「3x3(スリー・エックス・スリー)」の男子日本代表に内定した。

「3x3」は、世界中のストリートでプレイされている「3on3」を前身とする3人制バスケットボール。2007年に国際バスケットボール連盟が世界共通の統一ルールを設け、バスケットボールの正式競技種目として採択されたのが、「3x3」で、東京五輪で正式種目として追加採用された。

落合は、日本代表に内定したことに「オリンピックでプレイする為に、全てを捧げここまで臨んできたので、本当に嬉しく思います」と喜びを表現しつつも、「自分の夢は道半ばで、金メダルを獲って日本が世界に勝てることを証明し、オリンピック後も続く3x3をメジャーにしていきたい」と、「3x3」への想いも語っている。

落合は9歳からバスケットボールを始め、小学校・中学校・高校と全国大会に出場。法政大学在学中にはU―24日本代表候補に選出されるも、卒業後は競技生活から一度離れ、モデルの道へと進んだ。その後、親交のあった先輩から、ストリートバスケに誘われたことをきっかけに「3x3」と出会い、競技生活に復帰。2014年から日本代表にも選出され、18年にはアジア大会で銅メダルを獲得している。

近年では、「3x3」で培った、経験や想いを未来ある子どもたちに伝え、自身も選手としてプレーしながら、子どもたちと一緒に夢を追いかけるプロジェクト「WORMAiD(ワームエイド)」も設立。社会貢献活動にも取り組むなど、精力的に活動している。

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