〝ミジンコ弾〟で試合を動かした。巨人・丸佳浩外野手(32)が3日のDeNA戦(神宮)で先制の9号ソロを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。
両チーム無得点で迎えた3回、阪口の147キロの直球をうまく捉えると、打球は逆方向へ伸びていき、そのまま左翼スタンドへ着弾。「バッティングカウントだったので思い切っていきました」と話す一発でチームに先制点をもたらすと、続く岡本和にも24号ソロが飛び出し、アベック弾となった。
打線に火をつける一発を放った丸を、原監督も絶賛。「いい感じの打球が飛ぶようになってきましたね。結果的に他のを打ち取られていても、内容としては非常にいいと思いますね」と、手放しに誉めた。
それでも、試合後の丸は得意のジョークを交えながら謙遜気味にコメント。「岡本〝さん〟の本塁打に比べたら、僕の本塁打なんてミジンコみたいなものなんで、恐れ多いですね」と、自らの快音を「ミジンコ」にた例えた。
一軍復帰後は好調が続く丸が、〝ミジンコ弾〟で今後も打線の火付け役となる。