【ノア】中嶋勝彦 vs マサ北宮 “兄弟弟子”の終わりなき闘争「とことんやってやる!」

GHCタッグ王座決定戦へ意気揚々の中嶋(右)&征矢

ノア3日の横浜ラジアントホール大会で、GHCタッグ王者決定戦(22日、東京・後楽園ホール)を控える中嶋勝彦(33)とマサ北宮(32)が激しく激突した。

現在GHCタッグを所持する中嶋と北宮だが、すでにタッグとして崩壊。6月26日配信の敗者髪切り金網デスマッチ戦で北宮が勝利してもなお、因縁が深まる一方だった。そこで中嶋は征矢学を、北宮は清宮海斗を新パートナーに新王者決定戦を行うことに。この日はメインの10人タッグ戦の前哨戦で激突した。

時に感情むき出しにした2人はキックとタックルを交錯させるなど激しくやりあう。リング外でももみあいになるなど、関係性が深刻な状況になっていることをうかがわせた。

試合は、中嶋&征矢のアシストもあり、タダスケが大原はじめをアウトキャストで撃破。11日の仙台サンプラザホール大会での大原、原田大輔組のGHCジュニアタッグ王座挑戦に弾みをつけた。

そして試合後、中嶋は「今日の勢いを見ただろ? 一言だけ言うよ。問題なし」とニヤリ。パートナー征矢の「タッグタイトルはもう始まっているんだ。どの瞬間も気を抜くな。覚悟しとけよ!」との叫びにうなずきながら不敵に笑みを浮かべた。対する北宮は「とことんやってやる!」と絶叫。愛憎渦巻く戦いに、終わりはないのか…。

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