ブリュワーズ16安打11得点で大勝 球団2位の11連勝

【ブリュワーズ11-2パイレーツ】@PNCパーク

2位カブスに7.5ゲーム差をつけてナ・リーグ中部地区の首位を独走するブリュワーズは、打線が16安打11得点と爆発して5位パイレーツに11対2で大勝。球団史上2位となる11連勝を達成した。先発のエリック・ラウアーは7回途中4安打1失点の好投で今季3勝目(3敗)をマーク。打線では4番オマー・ナルバイエズが5安打1打点、5番アビサイル・ガルシアが3安打5打点、6番ジェイス・ピーターソンが3安打4打点の大活躍を見せた。

ブリュワーズは1回表にガルシアとピーターソンの連続タイムリー二塁打で3点、2回表にはナルバイエズとガルシアの連続タイムリーで2点を奪い、パイレーツ先発のコディ・ポンセを早々にノックアウト。6回表にピーターソンのタイムリーなどで2点、8回表にもピーターソンのタイムリーなどで2点を追加し、9回表にはガルシアのタイムリー二塁打などでダメ押しの2得点を奪って今季5度目(今回の大型連勝中では4度目)の2ケタ得点に到達した。

ブリュワーズの11連勝は、1987年にメジャータイ記録となる開幕13連勝を達成して以来34年ぶり。開幕44試合を消化した時点では、21勝23敗の借金2で地区3位に低迷していたが、そこからの40試合で30勝10敗という驚異的な快進撃を続けている。10試合のスパンで球団史上最高の得失点差を記録するなど、投打がしっかりと噛み合っており、開幕13連勝を記録しながらも5月に12連敗を喫した1987年のような急失速を心配する必要はなさそうだ。

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