Jリーグ初参戦!スピードスターのFW宮市亮が横浜Mへ加入決定

宮市亮

J1横浜Mは5日、ドイツ2部ザンクトパウリを退団した元日本代表FW宮市亮(28)が完全移籍で加入すると発表した。帰国後、14日の隔離を終えて同日からチームに合流した。

愛知・中京大中京高出身の宮市は2010年12月にイングランド・プレミアリーグのアーセナルと契約。すぐにレンタルに出され、オランダ1部フェイエノールトでプレーするなど、各クラブをレンタルで渡り歩き、15年に完全移籍でドイツ2部ザンクトパウリ入りした。爆発的なスピードが大きな武器だが、これまで相次ぐ負傷に悩まされており、今季も終盤に1試合に出ただけで契約満了となった。

宮市はクラブを通じて「横浜F・マリノスという日本サッカーを創世紀からけん引してきたトップクラブで日本でのチャレンジができることをうれしく思います。1日でも早くピッチに立ち、国内タイトル、そしてACL出場権獲得に向けて全力で戦い、チームとファン・サポーターの方々に宮市を取って良かったと思ってもらえるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」とコメントした。

宮市は高校在学中に渡欧したため、Jリーグ参戦は初めてで、12年には日本代表にも招集されている。8月6日のG大阪戦から出場可能で背番号は17に決まった。

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