大島康徳さん訃報に日本ハム・小笠原ヘッド「非常にショックで言葉がありません」監督時代に首位打者に輝く

小笠原道大ヘッドコーチ

大島康徳さんの訃報を受け、日本ハム・小笠原道大ヘッド兼打撃コーチも大きなショックを受けている。

特に大島さんが日本ハム監督を務めた2000年~02年の3年間、チームの看板選手だったのが小笠原。現在でこそ「攻撃的2番打者」が大流行しているものの、当時「ミスターフルスイング」と呼ばれ出していた小笠原の「バントをしない2番打者」というスタイルは画期的で、大島監督1年目の00年には打率3割2分9厘、31本塁打、102打点、01年には3割3分9厘、32本塁打、86打点、02年は3割4分(首位打者)、32本塁打、81打点という成績を残している。

小笠原ヘッドは「非常にショックで、言葉がありません。監督を辞められてからも親身になって気にかけていただきました。状態が悪い時には心配して連絡をいただいてアドバイスをもらい、いつも助けてもらっていました。引退後もプライベートで交流がありましたし、私にとって大きな存在でした。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

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