新潟県糸魚川市立青海幼稚園(園児数55人)でRSウイルス感染症が発生

新潟県糸魚川市は5日、糸魚川市立青海幼稚園(園児数55人)でRSウイルス感染症の発生があったと発表した。5日までに園児24人が発症(風邪症状含む)しており、6日から8日まで登園を自粛する。

糸魚川市では、6月10日に糸魚川市立寺地保育園(園児数29名)で園児15人のRSウイルス感染症の発生があり、6月11日から13日まで登園を自粛。6月8日には、私立ひまわり保育園(園児数16人)で園児10人のRSウイルス感染症の発生があり、6月19日から21日まで登園を自粛した。さらに、6月24日、市立大和川保育園(園児数47人)で、園児18人が発症(風邪症状含む)し、6月25日から28日まで登園を自粛した事例があった。

RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症。ヒトが生涯にわたって何度も感染を繰り返すウイルスで、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされている。9月頃から流行し、翌年の初春まで続くとされてきたが、最近は夏季から流行が始まる傾向になりつつある。

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