オリックスの〝ラオウ〟こと杉本裕太郎外野手(30)が監督推薦での球宴出場を決めた。プロ6年目にして初出場に「まさか自分が選ばれるとじは。オールスターなんて出ることないと思っていたのでとてもビックリ」と笑顔を見せた。
巨体を生かした力強い打撃に加え、状況に応じた軽打や逆方向に飛ばす技術を伸ばした。4番を任され、5日現在、打率3割2分7厘、18本塁打とオリックス躍進の象徴的な存在になった。「実感がわかないが、楽しんでやれたらいい」と目を輝かせた。本塁打の後にカメラ前で右手を突き上げるおなじみの〝昇天ポーズ〟を夢舞台でも披露できるか。