東京五輪・パラリンピック組織委員会は6日、新型コロナウイルス陽性者として公表していた2人が選手村(東京・晴海)に勤務するスタッフだったことを明かした。
また、保健所から濃厚接触者に認定された別の2人が陽性者と飲食時に同席していたことも公表。組織委の高谷正哲スポークスパーソン(42)は「(選手村の)上長から厳しく注意した。その他のスタッフにも注意喚起を行った」と説明した。濃厚接触者2人はすでに陰性が確認されている。
組織委は今月1日から公式ホームページで陽性事案を公開。これまで計12人の陽性者が出ているが、国名や所属先の詳細など個人が特定できる情報は非公表としている。