【フロリダ州タンパ5日(日本時間6日)発】WWEのロウ大会で〝女帝〟ことアスカ(39)は再浮上できるのか。
この日は8人タッグ戦に登場。ナオミ、アレクサ・ブリス、ニッキー・クロスと組んで、シェイナ・ベイズラー、ナイア・ジャックス、エヴァ・マリー、ドゥドロップ組と対戦した。
先週のタッグ戦では元スターダムのバイパーことドゥドロップの巨体に手を焼き、まさかのピンフォール負け。この日はドゥドロップ&ナイアの〝巨女〟2人の合体技、ダブルスプラッシュで大ダメージを受けた。これでコーナーに捕まって苦戦を強いられたが、何とか抜けだしてドゥドロップの顔面にダブルニーをたたき込んで応戦した。ただ試合はニッキーがナイアのサモアンドロップに沈み、無念の2週連続敗戦となった。
勝負が決した後には、何も活躍しなかったエヴァがマイクを持ち出して「試合の勝者はエヴァ・マリー」と高らかに宣言すると、場内は一気に険悪な雰囲気に…。タッグを組んだナイアが思わず襲い掛かりそうになり、制止される場面もあった。
ロウ女子王座奪回を狙うアスカは次回PPV大会「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(18日、テキサス州フォートワース)女子ラダー戦に出場する。自身のツイッターで「エヴァのユーモアセンス好きだわ(大爆笑)」と皮肉ったが、強烈な存在感を放つライバルたちを相手に王座挑戦権を手にできるか注目だ。