妙高市コロナワクチン集団接種 57~59歳を優先対象 供給確定し前倒し

 妙高市は6日、64歳以下を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、57~59歳を新たに優先接種者としたことを明らかにした。60~64歳とともに4日から、1回目の接種を順次行っている。

 市によると、接種日時と会場を指定した方式などにより65歳以上の接種が順調に進んでいることや、一定のワクチン供給が確定したため。

 当初、57~59歳(約1300人)の接種開始は8月2日としていたが、市は「接種枠を踏まえて前倒しした」としている。

 他の優先接種者である社会福祉施設従事者、保育士、教職員や59歳以下の基礎疾患のある人への接種は6月21日から行っている。

 45~56歳と16~18歳は8月2日から、19~44歳は9月13日からの接種を予定。そのうち16~18歳は医療機関での個別接種か、集団接種の選択制とする。

 12~15歳は個別接種とし、7月中旬の開始を見込む。

 同市の65歳以上の2回接種率(集団+施設接種)は5日現在、90・2%。今月下旬の完了を予定している。

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