糸魚川市 新型コロナワクチン高齢者の接種率23% 接種枠拡大へ調整

 糸魚川市は10日の定例記者懇談会で、同市における新型コロナウイルスワクチン接種の状況を発表した。

 65歳以上高齢者(施設含む)の1回目の接種率は7日時点で23%となっている。

 市は高齢者の2回目接種完了を7月末までをめどに計画。医師会や医療関係者らと連携、調整し、接種枠の拡大を図りながら進めている。

 14日の週における高齢者接種数は1回目と2回目合わせて3102人を予定。内訳は集団接種会場の糸魚川総合病院が1350人、能生国民健康保険診療所が330人。個別接種を実施している市内13医療機関が計1422人。

 接種券は4月以降、85歳以上から5歳刻みで週を追って順次発送し、今月7日の週で65~69歳を対象に高齢者への発送を完了した。16歳以上64歳未満の接種態勢は現時点で未定。

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