DeNAが広島に逆転勝ちで〝最下位争い〟脱出!決勝2ランの佐野「最高の結果」

DeNA・佐野

ようやく波に乗り始めた。DeNAは6日、広島戦(マツダ)に4―2と逆転勝ち。2連勝で交流戦終了後のリーグ戦を8勝5敗とし、白星を積み重ねている。

先発マウンドに立った坂本は立ち上がりから苦戦。3回に入ると無死一、二塁から小園に右中間へ2点適時三塁打を浴び、先取点を献上した。しかし、その後は4回2失点で降板した左腕に代わってリリーフ陣が踏ん張った。

打線も2点を追う4回、それまで打ちあぐねていた相手先発・大瀬良からオースティンの18号2ランが飛び出してまず同点。10打席ぶりの安打が6月27日・阪神戦(甲子園)以来の一発となった助っ人は「いい感触で捉えることができました!」と言葉に力を込め「打球が低かったのでスタンドまで届くかわからなかったですが、本塁打になり良かったです」と続けた。

そして8回には佐野が6月20日の広島戦(東京ドーム)以来、10試合ぶりとなる勝ち越しの7号2ラン。これが決勝弾となった背番号7は「高めのボールに対して、自分のスイングで上から叩くことできました。ピッチャーが粘り強く投げていたので、何とかランナーを返すんだと強い気持ちで打席に向かいました。最高の結果になり良かったです」とコメントした。

最下位に沈んだ広島には2・5ゲーム差をつけ、泥沼状態からは抜け出した。次は1ゲーム差で追う4位・中日をとらえたいところだ。

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