コナミが人種差別問題のグリーズマンとの「「遊☆戯☆王トレカ」アンバサダー契約解除

フランス代表MFグリーズマン(ロイター)

日本人に対する人種差別問題の渦中にあるスペイン1部バルセロナのフランス代表MFアントワヌ・グリーズマン(30)が、スポンサー契約を結んでいたコナミから契約を解除された。

グリーズマンは「遊☆戯☆王トレーディングカードゲーム」とアンバサダーに就任していたが、同社は今回の人種差別騒動を受けて7日に契約解除を発表。「株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、スポーツの理念がそうであるように、いかなる差別も許されるものではないと考えています。遊戯王コンテンツでは、グリーズマン選手とのアンバサダー契約は解除することとしました」と明らかにした。

また、同社はバルセロナのスポンサーでもあるが「サッカーコンテンツでは、FCバルセロナに対してクラブパートナーの立場として本件の詳細な経緯と今後の対応の説明を求めていきます」と今回の問題についての経緯説明を強く求めていく方針を示した。

世界的スター選手による人種差別騒動が波紋を広げ続けている。

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