西武・中村剛也らが松坂に惜別コメント「あの時はエラーばかりして迷惑をかけました」

西武・中村

西武・松坂大輔投手(40)の引退発表を受けて栗山巧外野手(37)、中村剛也内野手(37)の中核コンビが去り行くレジェンドに思いを語った。

2002年のドラフト4位で西武に入団し松坂とはまだ駆け出しの05、06年の2年間しかプレー経験のない栗山は「松坂さんは大活躍された先輩ですし、僕も一緒にお立ち台に立つのが目標でした。(2005年、自身の出場機会が増えたが)当時はまさか松坂さんと同じユニフォームでプレーできる思っていなかった。緊張したことを覚えています。不思議な気分でしたね。(19年から)また一緒にプレーできるとも思っていませんでした。松坂さんの今季限りの引退を聞き、非常に残念という想いです。『本当にお疲れ様でした』と言いたいです」とコメント。

栗山とは同期の中村も「自分にとっては憧れの存在でありスーパースター。そんな松坂さんが引退を表明されてやっぱり寂しいです。ライオンズに戻ってきて、松坂さんのバックで守りたかったな、と思います。アメリカに行く前も一緒にプレーさせてもらいました。あの時は僕がエラーばっかりして迷惑をかけていました。それでもチームを勝利に導いてくれていましたので、それが松坂さんとの一番の思い出です」としんみり。

札幌での松坂登板試合で三邪飛を落球し「キャッチが軽すぎる!」と叱咤された光景が、まるで昨日のことのように思い出されるコメントだった。

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