デグロムがソロ2発浴びて防御率1.08に 球宴は辞退へ

【ブリュワーズ3-4xメッツ】(ダブルヘッダー第1試合・延長8回タイブレーク)@シティ・フィールド

メッツは先発のジェイコブ・デグロムが2本のソロアーチを浴びてブリュワーズにリードを許したが、7回裏にホゼ・ペラザが絶対的守護神ジョシュ・ヘイダーから6号同点ソロを放ち、試合は延長タイブレークに突入。2番手エドウィン・ディアスが押し出し死球で勝ち越し点を献上したものの、8回裏無死満塁からジェフ・マクニールが2点タイムリーを放ち、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。

デグロムはルイス・ウリアスに11号先頭打者アーチを浴びて先制を許すと、1対1の同点で迎えた5回表にはジェイス・ピーターソンに4号勝ち越しソロを被弾。それでも7回85球を投げて被安打4、奪三振10、与四球0、失点2の好投を見せ、7回裏に味方がペラザの一発で追いついたため、負け投手にはならなかった。ソロ2発の2失点により防御率は試合前の0.95から1.08に悪化。なお、ダルビッシュ有(パドレス)に次ぐ史上2番目のスピード(通算198試合目)で通算1500奪三振を達成している。

試合後、デグロムはオールスター・ゲームに出場しないことを明言。中3日で前半戦の最終戦(日本時間7月12日)に登板する可能性があるためだが、前半戦の最終戦に投げなかったとしても、オールスター・ゲームに出場するつもりはないという。さらに、「自分の代わりにタイワン・ウォーカーが選ばれてほしい」と語り、今季15先発で7勝3敗、防御率2.44の好成績を残している同僚右腕を自身の代役にプッシュした。

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