怒りと疑問の声があふれている。政府は7日、東京都で4度目となる緊急事態宣言の発令方針を固めた。
それだけにとどまらず西村康稔経済再生担当相(58)は8日午前の新型コロナウイルスに関する基本的対処方針分科会で、酒類販売事業者に対して、酒類提供を続ける飲食店と取引を行わないよう要請する意向を示したことが報じられた。
これにツイッターでは「取引停止」「販売事業者」と関連ワードが相次いでトレンド入り。「横暴すぎる」「補償とセットじゃないのか」と批判の声と怒りの声が殺到した。
作家でタレントの乙武洋匡氏(45)は8日、ツイッターで「要請とはいえ、どんな根拠に基づいているのか」と疑問を呈した。
その上で「『空気』に支配される国ほど危ないものはない。いまこそ憲法学者など法曹界の声にしっかり耳を傾けたい」と警鐘を鳴らした。