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スペイン1部バルセロナ所属で日本人への人種差別発言で猛批判にさらされているフランス代表FWアントワヌ・グリーズマン(30)と同代表FWウスマヌ・デンベレ(24)に厳罰を求める声が高まっている。
2人が2019年に来日した際、日本人のホテルスタッフに対し、侮辱的な差別発言する動画が流出し、大騒動に発展。2人は謝罪したものの、バルセロナとスポンサー契約する楽天が抗議することを表明し、グリーズマンと契約するコナミは契約解除を発表した。7日にはバルセロナも謝罪したが、波紋は世界中に広がっている。
そんな中、英メディア「YARDBARKER」は楽天をはじめとするスポンサーがバルセロナから撤退する可能性に触れつつ「2人の高収入プレーヤーはお金の価値を理解していない。バルセロナがいくらかお金を節約しなければならいのかは誰でも知っていることだ。したがって、クラブがどれほど真剣に彼らを罰するかを見るのは興味深い」と報じ、2人の処分について言及した。
これまで人種差別発言についてサッカー界は厳しい目を向けてきた。20年11月にはイングランド・マンチェスター・ユナイテッドに所属するウルグアイ代表FWエディソン・カバーニがSNSで差別用語を使ったとして3試合の出場停止と罰金10万ポンド(約1520万円)が科され、21年4月にはチェコ1部スラビア・プラハのDFオンドレイ・クデラが試合中に差別発言をしたとして10試合の出場停止処分を受けている。
騒動を報じる海外メディアのコメント欄にも2人に処分を求める声は多く「バルセロナはいつまで契約しているつもりなのか」「早く売らなければならない」「最低でも10試合(停止)だろう」「1年は試合に出られないようにするべき」「彼らは稼いでいるのだから高い罰金を取る必要がある」との声が書き込まれていた。