中日・与田剛監督(55)が8日の巨人戦(東京ドーム)で7勝目を挙げた柳をベタボメだ。8回無失点の好投でチームを1―0の勝利に導いただけに「本当によく頑張った。1点しか入らなかったけどよく頑張ったね。ボールが先行してもストライクを取ってくれた。投球フォームもこの期間中に取り組んでやってきたことがうまくいったと思う」と絶賛した。
柳の成長した部分について与田監督は「立ち振る舞いが非常に落ち着いてきた。これは見ていて明らかに去年までと違う。これが将来のエースに、球界のエースになるために必要なことなんじゃないかと。そこが大きく変わった」と分析。「(巨人は)すごい打線ですけど臆することなくしっかり攻めていけた。インコースも含めてね。これは(捕手の)木下拓の勇気でもあるし、柳もそれに応えた」とバッテリーをたたえた。
柳の好投もあってチームは9カードぶりの勝ち越し。「久しぶりだもんね。一つでも勝ちを増やしていかないといけないので頑張ります」と指揮官はここからの逆襲を誓った。