上越総合技術・失点抑え打ち勝つ 初戦意識し8強狙う

 投手陣を中心に最少失点で試合を組み立て、打ち勝つチームを目指してきた。主将の上野は「先輩後輩関係なく仲良く、声を掛け合って練習している。ベスト8を目標にチーム一丸となって戦う」と決意を話す。

 投手は強気に攻める主戦・小林を軸に、複数の投手の継投も視野に。捕手の上野がフットワーク良く、投手陣を乗せる。大会前に一塁と三塁をコンバートし、より守備を固めた。外野は吉田を中心に守備位置を考える。

 打線は長打力のある篠宮、上野、丸山の中軸にいい形で回したい。初戦は高田との上越勢対決。上野は「学校が近いので負けたくない気持ちが強い」と率直に話す。4月から母校(旧高田工)で指揮を執る伊藤監督は「ミスが少ない方が勝つが、ミスした後のプレーをどうするかが大事。3年生は最後。持てる力を発揮してほしい」と期待している。

 マネジャー・笠尾南帆さん(2年) 監督が変わり、部活に対する態度や思いが変わった。前から受け継ぐいいところも生かして、一つでも多く勝てるように頑張ってほしい。

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