活躍へ願い込めて ドイツ体操チームへ、おもてなし品作成 上越市のホストタウンサポーター

 東京オリンピックのドイツ体操代表チームの事前合宿受け入れに向け、上越市のホストタウンサポーターのメンバーが27日、高田城址公園オーレンプラザで選手おもてなし用の品を作成した。

 同サポーターはホストタウンの取り組みに参加し、さまざまな事業に協力している。令和元年10月に結成され、現在個人125人、1団体の登録がある。同国のトランポリンやパラリンピック柔道の合宿協力、聖火リレー前のクリーン活動、ミニセレブレーションの受け付け業務などに当たってきた。

 この日は19人が参加し、事前合宿の宿泊先ホテルの部屋に飾るうちわや折り紙の置物をつくった。それぞれにドイツ語で「頑張って下さい」「成功をお祈りします」などのメッセージを添えた。土産として選手にプレゼントする。

ドイツ体操チームの受け入れを前に、「折り鶴」や「兜(かぶと)」を作るサポーターメンバー

 外国の人との交流を楽しみにサポーター登録したという上竹威斗君(大町小4年)は「選手たちに頑張ってほしいと思って折った。上越の良さを知ってほしい」と話した。練習会場の上越体操場ジムリーナの地元、大潟区九戸浜の鵜の浜民宿センター、真岩百合子さん(58)は「選手たちを歓迎し、少しでも触れ合いができれば。本番で力を発揮してくれることを願い、応援したい」と思いを込めた。

 ドイツ代表チームは7月9~25日に上越市内で事前合宿を行う。

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