コロナ禍、支援メニュー発案 地元飲食店を応援 上越信用金庫

 上越信用金庫(大堀芳和理事長)はコロナ禍の影響を受けている飲食店を応援する「地元飲食店応援プロジェクト」を行っている。本店(上越市中央1)は直江津地区の2店をつなげるコラボ企画のメニューを発案した。

 メニューはオステリアサカヅメ(同市西本町3)のイタリア料理と山清酒店(同市中央1)のイタリア産ワインを組み合わせた「おうちで楽しむAlla moda(おしゃれ)な夜」。これまでに関わりのなかった店舗を結び付けることで新たな相乗効果を期待している。

山清酒店のワインとオステリアサカヅメのイタリア料理がコラボした

 ワインはトスカーナを代表する「ヴェルナッチャ ディ サンジミニャーノ」の白で、料理は牛肉ロース巻バルサミコ風味や、ブロッコリーと真イカのアンチョビー風味など、地元の食材と手作りにこだわった6品。オステリアサカヅメの坂詰幸雄さんは「コロナ禍で外食産業が厳しい中、こういう機会はありがたい」と話した。

 同信金本店は2日に50セットを注文した。一般販売も各店で行う(料理は事前予約で4セット以上から)。

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