鹿児島県、宮崎県、熊本県に「大雨特別警報」 命を守る行動を

 気象庁は、10日(土)午前5時30分、鹿児島県の薩摩地方に「大雨特別警報」、5時55分に宮崎県の小林・えびの地区、6時10分に熊本県の球磨地方にも「大雨特別警報」を発表した。直ちに、命を守る行動が必要な「警戒レベル5」に相当する情報で、すでに災害が起きているおそれもある。命を守るために最善を尽くさなければならない状況のため、最大級の警戒が必要だ。

■「大雨特別警報」発表状況(10日午前6時30分現在)

鹿児島県

  出水市、薩摩川内市、伊佐市、さつま町、湧水町

宮崎県

 えびの市

熊本県

 人吉市

 気象庁は、これらの地域ではこれまでに経験したことのないような大雨になっているとして、大雨の特別警報を発表した。

 直ちに、命を守る行動が必要な「警戒レベル5」に相当する情報で、すでに災害が起きているおそれもある。命を守るために最善を尽くさなければならない状況のため、最大級の警戒が必要だ。

今後の雨の見通し

 鹿児島県では線状降水帯による猛烈な雨が降り、大雨となっている。あす11日(日)にかけて、西日本や東日本を中心に激しい雨の降る所があり、特に九州ではきょう10日(土)昼頃にかけて非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。強い雨域のかかる地域では、土砂災害や河川の増水・氾濫の危険度が急激に高まるおそれがある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。

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