〈動画あり〉「愛」テーマにグループ展 絵画や写真など展示 現役高校生3人主催 OpenMUJI

 上越市西本町3の直江津ショッピングセンター2階の「Open MUJI(オープン・ムジ)」で15日まで、現役高校生3人によるグループ展「lovers(ラヴァーズ)」が開かれている。

 グループ展を主催したのは横田光希君(通信制つくば開成学園高3年)、八木睦希君(同)、松尾達郎君(同)。三人は美術系の学校への進学を目指して大島画廊(同市本町3)の絵画教室で学ぶ仲間同士でもある。

ごみを食べる生き物をモチーフにした合作作品と、八木君(左上)、横田君(同手前)、松尾君(右)

 展覧会名の「lovers」には地元や環境、趣味など、三人のさまざまな「愛」を表現するという思いが込められている。絵画や立体作品をはじめ、CGイラスト、写真、手作りギターなどさまざまな分野の作品14点が並ぶ。

 三人の合作作品も1点あり、廃材を材料に「ごみを食べる未確認生物」を作った。八木君は「展覧会の合作は初めて。意見がかみ合って楽しかった。やって良かった」と振り返る。同作原案の横田君は「作品の幅が広がった」と話す。

 他の作品も廃材を使ったものが多い。廃材の松でギターのボディーを制作した松尾君は「新しい可能性を生み出せた」と語る。

 展示時間は午前10時から午後8時まで。期間中は三人のいずれかが在廊している。

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